9月定例県議会が始まりました。
会期は、9月24日~10月15日までです。
一般会計の補正予算額は、33億円で、規定予算との累計額は、1兆6,810億円となりました。
補正予算の主な中身ですが、エコタウンプロジェクトの先行モデル事業の実施、国に特区の提案をしての職業紹介とキャリアカウンセリングを一体とした埼玉版ハローワーク(武蔵浦和駅)の実施、大宮警察署など移転用地取得費などです。
明日以降、議案調査、一般質問、委員会審査と審議をしていきます。
http://www.pref.saitama.lg.jp/page/gikai-gaiyou-h2409.html
本会議終了後は、議員政策研修会が開かれ「激動する国際情勢と危機管理」のテーマにて元陸上自衛隊北部方面総監の志方俊之帝京大学教授の講演をお聞き致しました。
20世紀は、革命と戦争の世紀だったが、21世紀は、「格差拡大」と「格差是正」の世紀になるだろうとの事でした。
格差とは、所得格差の事ではなく、核保有国と非核保有国との国際的発言力の格差、資源産出国と資源依存国の国力の格差、技術力の格差、情報収集力の格差、価値観の格差などとの事です。
そしてこうした格差を是正する為の、様々な戦い、テロなどが起こるとの事でした。
こうした中で、我が国は、弱きを助ける尊敬される国、「道義国家」と先進科学技術国家「知の大国」、安全・安心の大国「危機管理国家」、情報大国を目指すべきとの事でした。
大変示唆に富んだお話でした。