■ 新年を迎えて 「年頭の決意」
新年明けましておめでとうございます。
皆さまには、輝かしい新春をお迎えになられました事を心からお慶び申し上げます。
30歳で、所沢市議会議員の補欠選挙に初当選をさせて頂いて以来、議員活動も10年が過ぎようとしています。市議会議員時代には、教育や就労支援、雇用の確保、地域活性化、行財政改革、自治基本条例、議会基本条例の制定等の課題に携わらせて頂きました。
県議会では、災害対策や、風評被害を受けた狭山茶のブランドイメージの回復策、医療体制の充実、自殺対策や成年後見制度の充実など福祉の問題、待機児童の解消策、地下鉄大江戸線の東所沢までの延伸や県道の早期開通などインフラ整備、地域経済の活性化等の課題とともに、政務調査費の全面公開や議員報酬削減等の議会改革にも取り組んでまいりました。
私は何よりも、県民一人ひとりの個性と自由を尊重しなければならないと考えます。また真面目に暮らす全ての県民が人間らしい生活を保証され、一人ひとりがそれぞれの夢や目標に向かって挑戦し続ける事ができる社会を目指すべきだと考えます。そして人々に教育や雇用の機会を平等に提供し、個人の能力を高め、国際的な競争の中でも自立して生活をし働き、社会への参画を後押しする事こそが政治の役割だと考えます。
時代の転換点にあたり、公共政策は富の再分配に強く関与する事から、富の創造へと重点を移すべきであり、その為には社会における個人や企業の能力を高め、その潜在能力を開放する事を目指すべきだと思います。そして個人の自立性を大事にして、家族と地域が助け合える社会づくりが必要です。
そしてこれらの理念を実現し政策を遂行する行政には、公正で効率的な運営が何よりも求められていると考えます。
年頭にあたり、私はこれまでの経験、そしてこうした理念を大事にして、今後も全力で県政改革に取り組んでいく事を固くお誓い申し上げます。